突然の失業(リストラ)や病気でで働けず、収入が0になってしまったとき、あなたならどう対応しますか?
肉体的/精神的に安心できて、日々の無駄な出費が抑えられる唯一の方法は、「生活防衛資金」を貯めておくことです。
公的制度/医療保険の給付はタイムラグがあり、直後の生活に困ることも予想できます。
この記事では、
・収入が0になったら心配だ
・転職したいが転職先が決まるまで不安
という方に、生活防衛資金を貯めておくメリットを解説します。
生活防衛資金とは
「生活防衛資金」とは、突然の失業(リストラ)や倒産、病気やケガや自然災害など、収入が無くなったときのために、最低限生活できるお金を備えることです。
資金の目安は
・会社員 → 必須生活費×6か月
・自営業 → 必須生活費×12か月
*銀行預金などの流動性の高いもので確保
*ライフスタイルにより調整が必要
必須生活費とは、生きるための最低限必要なコストです。
会社員は失業保険(数か月/給与の50~80%)や傷病手当(1.5年/給与の3分の2)等の公的保険を活用できますが、申請から受給までのタイムラグがあり、直後の生活が心配です。
生活防衛資金は万が一のことが起きても、余裕を持った行動や選択ができます。
奨学金などの金利が安い借金を除く、リボ払いやカードローン、消費者金融などの高金利の借金がなければ、まず、生活防衛資金を準備しましょう!
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生活防衛資金を貯めるメリット
生活防衛資金にはさらに家計を豊かにするメリットが他にもあります。
・無駄な保険は不要
・投資戦略に採用
無駄な保険は不要
必須生活費を圧迫する大きな原因の1つが、医療保険/車両保険/学資保険です。
「万が一何か起きたらと保険に入る」
「生活するのに貯金する余裕がない」
「貯金がないから保険が必要だ」
と悪循環を繰り返すことになります。
流動性の高い生活防衛資金を貯めておくことで、無駄な保険料や手数料の支払いや途中解約時の元本割れを回避できます。
投資戦略に採用
長期保有に向くインデックス投資など、投資をする以上、必ず暴落がきます。
暴落の度に不安を感じ、売却していては、成功は得られません。
生活防衛資金は、暴落時の不安も解消してくれます。
まとめ
ケガや病気で収入が0になったり、転職せざる負えなくなったときのような、万が一に備えるために生活防衛資金を貯めましょう。
・会社員 → 必須生活費×6か月
・自営業 → 必須生活費×12か月
生活防衛資金を貯めておくことで
・失業/病気/ケガなど生活する上での不安
・無駄な保険の加入による必須生活費の圧迫
・資産暴落時の不安
これらを解消しすることができます。
ゆとりある行動や選択ができれば、お金の貯まりやすい体質に改善できます。
心豊かに暮らし、大切な人を守るためにも、生活防衛資金を貯めておくことが重要です。
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