あなたは老後資金に不安がありますか?
ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが書いた「LIFE SHIFT」という書籍が出版され、「人生100年時代」という言葉を多く耳にするようになりました。
「人生100年時代」とは、その名のとおり、多くの人が100歳まで生きる時代です。
「2007年に日本で生まれた子供の半数が、107歳より長く生きると推計されている」と記述があります。
40代の私も、およそ2060年まで生きる模様です。
この記事では、「人生100年時代」について
・老後資金が心配
・いつまで働けるかわからない
・お金にとらわれず心豊かに過ごしたい
このように感じた私が不安を取り除くために、今、できることについて解説します。
はじめに結論です。
老後の計画は立てられない事実を受け止め、時代の変化に対応できるよう学び続ける。
貯金+資産運用+副業+年金の繰り下げ受給で人生100年時代を乗り切ろう!
目標に近づける解決策を詳しく解説します。
老後の計画は立てられません
老後の資金計画を計算するには、一般的に年間の年金受給額ー年間支出を確認します。
仮に年金250万円ー年間支出350万円の場合、年間100万円の赤字となります。
引退から予想寿命の20年を暮らすためには、65歳の時点で、2000万円の貯蓄が必要となります。
「65歳までに2000万円貯めたら安心だ!」と、こう感じるでしょうか?
私はこの計算に不安や違和感を感じ、納得できませんでした。
こんな不安がよぎります。
・寿命 / 健康状態はわからない
・いつまで働けるかわからない
・物価は緩やかに上昇している
・年金がもらえるかわからない
とりあえずで考えることに意味があるでしょうか?
不明確な要素が多過ぎるため、結果、どんぶり勘定となってしまいます。
では、どうしたらよいのでしょうか?
私が考える今できること
私が考える今できることは、以下の5項目です。
①家計管理をする
②生活防衛資金を貯める
③インデックス投資をはじめる
④副業を通じスキルを身につける
⑤年金の繰り下げ受給を活用する
①~③ついては、別記事で解説しているため、こちらをご覧ください。
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④副業を通じスキルを身に着ける
老後の不安を振り払うための効果として
・ビジネスをやり方を身につけられる
・人脈や環境や意識が変わる
・本業で得られないスキルが身につく
・身についたスキルが本業で活かせる
などが挙げられます。
全てに共通するのは、学び続けることです。
その外にも収益が出るようになれば
・資産運用のスピードを上げる
・本業の収入の波をカバーできる
など、今をより豊かにしてくれます。今をよくすることが未来を変えるんです。
⑤年金の繰り下げ受給を活用する
前述した老後資金について、年金の受給を遅らせることで受給額を42%増やす制度があります。
こちらについては今後、改正される可能性があるので都度、注意が必要ですが、知っていることで準備ができそうです。
繰り返しになりますが、65歳から年金を受給するパターンでは、仮に年金250万円ー年間支出350万円の場合、年間100万の赤字となります。
20年暮らすためには、65歳の時点で、2000万円の貯蓄が必要となります。
さらに85歳以上生き続けるといくら貯金をしておいてよいのかの判断すらできない状態となります。
これでは、老後の不安は消えません。
次に70歳から年金を受給するパターンでは、年金250万円×142%=355万円となり、年金355万円ー年間支出350万円で毎年の収支が5万円プラスとなります。
いつまで長生きして貯金は尽きるこはありません。
もちろん65~69歳までの5年間の支出である1750万円を貯めておく必要があります。
①~④を実行し、準備することで、さらに豊かに暮らせるようになると考えます。
まとめ
老後資金の不安は解消できたでしょうか?
老後の計画は立てられません。未来は誰にもわかりません。
来たる「人生100年時代」に向けて、私たちができることは、今を精一杯生きることだと私は考えます。
老いていく自分が働くのではなく、お金に働いてもらう仕組みを作り、日々、学び、時代に沿ったスキルを身につけることで不安は消えていきます。
具体的な方法は以下の5つです。
①家計管理をする
②生活防衛資金を貯める
③インデックス投資をはじめる
④副業を通じスキルを身につける
⑤年金の繰り下げ受給を活用する
今、この瞬間を共に輝かせましょう!
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