「選択は全て自己責任」
人生を歩む上で、多くの選択を迫られます。
例えば、
・保険はどんなものに入るか
・住宅は新築/賃貸か
・どの銘柄に投資するか
これまで、上記の選択をする場合、営業マンの方に説明して頂き、相談した結果、加入やプランを決めていましたが、正直に言うとすべてを理解した上での決断ではありませんでした。
保険料や住宅費は人生の3大支出と言われる住宅資金、教育資金、老後資金に密接に関わるものです。それほど大事な「お金」を人任せにしてよいものかと考えました。
そこで、自分で考え、判断する力をつけるため、FP3級の資格取得を目指すことを決めました。
この記事では、
・お金の基礎知識を学びたい
・結婚など人生の節目にいる
・FPに興味がある方
・FP3級をこれから受験する方
こう考える方に、FPを学ぶ価値と資格取得を目指す理由を解説します。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは
収支/負債/家族構成/資産状況などの情報から、住居/教育/老後など将来の資金計画やアドバイスを行う職業、職種です。
FP資格を取得するために学ぶことは、人生における「お金の知識」を得ることです。
内容は以下の6つです。
・ライフプランニングと資金計画
・リスクマネジメント
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・事業承継
このように、私たちが生活する上で必要な知識ばかりなのです。
FP資格は意味がない?
FP資格は国家資格でありながら、あちらこちらで「意味がない!」という声を聞きます。
これについて、一部上場企業の経理・財務で活躍されている、こびと株(@kobito_kabu)さんが、ブログで書かれている記事を紹介します。
FP資格が使えない7つの理由
こびと株.comより引用
①就職・転職の役に立たない
②難易度が低い(一般常識レベル)
③仕事(実務)で使えない
④収入がアップするわけではない
⑤むしろ金銭的なコストはかかる
⑥独占業務がない
⑦資格を取得していなくてもFPは名乗れる
お金について基本的なことを知っておきたい
こびと株.comより引用
というニーズなら、FPは最適な資格
また、キャリアアップや収入アップに直接影響しない資格を取得することについて、SEで読書家のへびりだ(@HeavyReaderMan)さんの記事に共感したので紹介します。
「常に頭を働かせる手段として資格試験」の意義を語っています。
仕事の効率化や意志のブレを抑制する効果も期待できるそうです。
FP3級の資格取得を目指す理由
①自分で考え、判断する力をつける
冒頭でも書きましたが、私がFP3級の資格を取得する経緯としては、まず、自分で考え、判断する力をつけるためです。
FP3級は難易度が低い(一般常識レベル)と言われていますが、私自身、この一般常識を把握していません。
例えば、電化製品を購入するときに、事前にその商品の機能や価格を調べたり、その他の商品と比較してから購入します。
ある程度、情報が頭に入っている商品の場合、勧められたものを正しく判断できます。
「自分のお金は自分で守る」
・他人のお金を我が身と思い考えるか
・販売側の言いなりで商品を購入するか
・良いものも自分に知識ないと判断できない
わからないことには備えようがないのです。こう考えると、自然に勉強したくなりました。
②その他の資格の足ががかりとなる
FPは、悪く言えば、浅く広くの知識です。また、逆の視点から言えば、多くの資格の要点を知ることができます。
・社会保険労務士
・証券アナリスト
・税理士
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
上記、資格を目指すきっかけになります。
FP3級の試験概要と勉強方法
①試験概要
受検資格 :
・FP業務に従事している者
・従事しようとしている者
受検申請方法 :
インターネット申請と書面申請の2種類
>日本FP協会・3級FP技能検定に申請
試験日程 :
毎年3回、1月・5月・9月の日曜日に実施
>日本FP協会・試験日程
受検料 :
¥6,000円(学科/実技各¥3,000円)
試験会場 :
>日本FP協会・試験会場一覧
②勉強方法
独学(下記、教科書と問題集)で十分
3回以上繰り返す
*合格した方の勉強方法を調査
まとめ
時代は、知識や情報による「格差社会」へと移行しています。
個人の判断や自己責任において自らの資産防衛が求められる時代となりました。
FP3級は、キャリアアップや収入アップに直接影響しない資格ですが、生活する上で必要なお金の知識を学ぶことができます。
私は、人生における大事な選択を自分で考え、判断する力をつけるためFP資格を取得することにしました。
そもそもライフプランの目的は、豊かで幸せな生活を送るためであり、本ブログのテーマである「心豊かに生きる」に沿っています。
FP資格を足掛かりとして、その他の資格にステップアップしつつ、読んで頂いた方に満足してもらうために学び続けようと考えています。
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