「年収90万円でハッピーライフ」あなたが大切なものは何か

自己啓発
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心豊かに生きるために1番大切なものは何でしょうか?

自分の人生を生きることにおいて、何を1番大切にするかは人それぞれ考え方は違います。
お金や健康、人間関係、仕事など、様々な意見があるでしょう。

40代半ばに差し掛かり、祖母が1人で歩けなくなり、年老いた両親と日々接することで、私も人生について考えるようになりました。

「年収90万円でハッピーライフ」の著者、大原扁理氏は、25歳から東京で週休5日の隠居生活をはじめ、年収100万円以下で6年間暮らした経験があります。

大原氏は、元々大金持ちであったとか、宝くじで高額当選したわけでもなく、株で大儲けしたわけでもありません。

ただ、自分が思う幸せを追求した結果、たくさんのお金がなくても生きていける生活スタイルに辿り着いたと語られています。

後述しますが、大原氏の暮らし振りは、なかなか真似できるものではありません。

ですが、”どのように自分の人生を生きるか”についての考え方は、あなたのこれからの人生を考える上で、大いに役立つと確信しています。

この記事では、

・将来への不安がある
・幸せに生きるヒントが欲しい

という悩みを持つあなたに、「年収90万円でハッピーライフ」の概要と、この本から私が学び、出した1つの答えを紹介します。

後半はあくまで私の主観であり、一意見として読んで頂けると幸いです。

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「年収90万円でハッピーライフ」の概要

本書は、単なるミニマリストを推奨するものではありません。

外野がとやかく言っても、自分が好きなことを優先するために、今置かれた状況でどうすればいいのかを考えることが大切です。

引用:大原扁理 著「年収90万円でハッピーライフ」より

と、語られているとおり、大原氏の暮らしや考え方を通じ、”どのように自分の人生を生きるか”を考えるための書籍です。

ここでは、本書の概要を紹介します。

大原扁理氏の隠居暮らし

大原扁理氏は、当時、東京の郊外にあるアパートに週休5日週2日の介護の仕事(年収90万円)をして暮らしていました。

休みの日には、友達とのおしゃべりや散歩、図書館で様々なジャンルの本を読み漁ったり、農家の直売所で安くて新鮮な野菜を買い歩いていたようです。

月々の支出は7~8万円、内訳は以下のとおりです。

・家賃28,000円
・共益日1,500円
・食費10,000円
・水道光熱費(ネットを含む)15,000円
・その他

また、臨時収入が入れば、万が一の時ために生活費の半年分ほどを生活防衛資金として貯金をしていたようです。

労働時間を減らすための心構えは以下のとおりです。

①まずは物欲を減らす
②工夫して生活する
③「欲しいもの」ではなく「必要なもの」だけを買う
④週に何日働けばいいか逆算&実践!

引用:大原扁理 著「年収90万円でハッピーライフ」より

年収100万円以下でも収入>支出であれば困らないというわけです。

このように、経済的豊かさより時間的ゆとりや心の豊かさに比重をおいた暮らし方をなさっています。

本書から学んだこと

私が本書から学んだことは、“自分の人生において大切なこと、やりたいことは何かを深く考えること”です。

考えても大切なこと、やりたいことが見つけられない場合は、嫌なことを切り捨てていくことで、自分が思う大切なことはゆっくり内側から染み出てくるものだと語られています。

お金と自由な時間を天秤にかけたときに、どちらに比重を置くのか、どのくらいのバランスにするのかなど、自分にとってちょうどよいラインを明確に見つけることが、心豊かに生きるために大切だということです。

やりたいこと/したくないこと
すべきこと/すべきでないこと

もし、あなたの中に迷いや不安があるならば、1度立ち止まって、自分と向き合い対話することが今後の人生を心豊かに生きる糧となるかもしれません。

私が考える1番大切なものは「時間」

ここからは、本書を読んで、私が大切にしているものをもう一度考え直してみました。

40代を向かえ人生の半分を終えた今がいいタイミングだと思ったからです。

私が今後の人生において、心豊かに生きるために大切なものは、”やりたいことができる時間”です。
目的は、著者の大原氏と同じです。

なぜなら、時間には限りがあり、時間を大切にすると大抵なことがうまくいくからです。

ここでは、私の実体験を基に”時間を大切にする”理由をお話しします。

お金と時間はどっちが大事?

30代までの私は、働いてより多くのお金を稼ぐことこそ幸せになれると信じていました。

8時から22時が定時のように残業を繰り返し、毎週土曜日は休日出勤、土曜日の夜は飲み会、日曜日は死んだように眠り、月曜日にはまた仕事です。

突発的な仕事が入れば、夜間勤務を買って出て、海外出張も断ったことはありませんでした。

30代にしては多くの給料を手にしていましたし、社内でもそれなりの地位につけました。

このあと、ほとんど全てを失います。

こんな生活を続けていたら、やっぱり体は壊れます。

だんだん休みがちになり、ついには休職を余儀なくされました。
勤務先の仲間や家族にはたくさん迷惑をかけてしまいました。

【お金だけを目的にして失ったもの】
・健康でなくなる
・貯金はどんどん減っていく
・人間関係で気まずくなる
・自己嫌悪に陥る

後悔しても時間は戻りません

時間を大切にすると大抵のことがうまくいく

時間を大切にすると大抵のことがうまくいくと実感しています。

体調不良から布団の上で過ごすようになった私は、苦手だった本を読むようになりました。
自己啓発本やビジネス本が中心です。

今では毎日1時間の読書が大切な自分時間です。

本から学び、仕事や生活に活かすことで、毎日定時に帰り自由な時間が増えたにもかかわらず、以前より貯金は貯まりますし、体調も改善に向かっています。

そのような毎日を過ごすことで心は穏やかでいられるようになりました。

時間を大切に丁寧に使うことで、また有意義な時間ができる。
お金や身体、周りの人たちを大切にできる余裕が生まれる
と今だから思えるのです。

読書が苦手な方は、こちらの記事で克服する方法を紹介しています。
【苦手克服】読書をして心豊かに暮らそう!

時間には限りがある

人はいつか必ず死にます。私も長く見積もっても40年後にはこの世にはいないでしょう。

人は死が訪れることを前提としたときに生きることを考えると聞いたことがあります。

私は何歳に死ぬのでしょうか?40年後…20年後…明日かもしれません。
きっと誰にもわからないでしょう。

だから、やりたいことができる時間をほんの少しでも増やせるよう深く考え、実践するようになりました。

“いつでもできる”と後回しにするのではなく、今やれることから行動しましょう。

まとめ

「年収90万円でハッピーライフ」を読んで、豊かに生きるために「時間」の尊さを再認識しました。

10年後って、10年後にいきなりやってくるんじゃないんです。自分が生きている今日の、1分1秒の、小さな取捨選択を1万回、2万回と繰り返して、その積み重ねの先にやってくるもんなんです。

引用:大原扁理 著「年収90万円でハッピーライフ」より

「10年後になったら自由な時間がとれるだろう」
そう思っていたら、その時はきっとやってきません。10年後にやりたいことを達成するために、今この時を丁寧に大切に暮らしていきましょう。

納得できる人生を送るために大切なのは「時間」です。
死から逆算し、後悔しない選択を心掛けることがあなたの本心を思い出させてくれるはずです。

私は、大好きな人と過ごす時間を大切にします。

最後に私の大好きな言葉を引用して終わります。

大事なのは、嫌なことで死なないこと。

引用:大原扁理 著「年収90万円でハッピーライフ」より

限りある時間を何に使うか、また可視化するメリットについての記事はこちら

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コメント

  1. たうビー より:

    こんにちは!

    ぼくもやっぱり自分の時間が一番大事だと思います。
    ただ、ぼくみたいな俗人だと
    旅行に行ったり、美味しいものを食べてる時間が
    楽しくてしょうがないので、
    結局、お金を稼ぐために働かざるを得ないんですよね…。

    それに、家族旅行とかも
    やっぱりお金ないとできませんし。

    より濃密な時間を楽しむために、
    今日も1円でも不労所得を得る努力をしております(笑)!

    ランキング応援させていただきました!
    また遊びに来ます!